エメグリの滝の一部

好きなものについて適当に語っていきます。

文豪少年!〜ジャニーズJr.で名作を読み解いた〜を見たよ(1,2話)

こんにちは。オタクです。

私はそれスノのためだけにparaviに課金し続けてはや一年なのですが、先日親友ちゃんから

「6月からparaviに文豪少年が追加された!」

と連絡をもらいまして。

私が少年忍者のオタクになってから解禁されたお仕事ではありますが、WOWOWは契約していないし、お金の都合で円盤に手を出せていなくて、ずっと見ていなかったんです。なので光の速さで見に行きました!!

 

paraviに課金しててよかった〜!!ありがとうparavi!!これからも課金します!!!


そんなこんなで数日かけて全話見ました!

全部の感想書いていきま〜す!2話ずつ書こうかな!

演者は忍者の子だけ書いてるよ〜

解釈違いあったらごめんなさいね。

 


第一話「クモの糸」

主演:黒田光

出演:豊田陸人

https://www.paravi.jp/watch/93561

 

原作は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」。タイトルそのまんまで現代アレンジしたのね。私中学と高校でアホみたいに本読んでたんですけど、近代小説は読んでなかったので、ぶっちゃけ文豪少年の各話の原作ほぼミリ知らなんですよ。

でも蜘蛛の糸はなんとなく知ってました。なので話も理解しやすかった!

 


まずは主演の黒ちゃん。やっぱりこの子は妙に色気があるな〜。不思議な色気をこのお芝居からでも私は感じましたね(?)(褒めてる)

なんだろ、目つきなのかな。黒ちゃんもついつい見たくなってしまうメンバーなんですよね。(まぁ箱推しなのでみんな見てるんだけど)

普段の黒ちゃんとは真反対な感じなのが良さを増してる。

 


過去に猫ちゃんを助けたことでクモの糸という外の世界に出られる手段を手に入れたけども、自分だけがそれを出来ているという背徳感。あと罪悪感もあったと思う。知らんけど。てゆうか出てくる猫ちゃんたちみんな愛おしい。(メンバー関係ない感想)

寄り道をしてはいけないという制約があったにもかかわらず、回数を重ねるごとに欲に負けてしまい、お菓子を買ったりかつての仲間と行動したり。夜に持ち込んだお菓子を食べているのを他の人たちにバレたあたりのお芝居好きです。制約のことはちゃんと頭にあるのに、気持ちが緩んで破ってしまう…そういう部分も表現出来ていて素敵やな〜。

 


最後のみんなにクモの糸の存在がバレて、他の人たちもクモの糸を使おうとしたところで「これは俺の糸だ!」と怒鳴る芝居、すごく良かった。完全に良心を失っていたのが表れていたと思う!(誰だよ)

 


りっくんはいい味出してた〜!少し前に忍者数人でやった「スカッとジャパン」のショートドラマにりっくんもいて、その時にも感じたことなんですけど、なんで彼はあんなにもちょいウザみたいな役が上手いのか。実際のりっくんとはかけ離れているのに。だからこそより凄い。

りっくん主演の舞台とかあったら行きたい。

助演って形ではあるけどもっと出番見たかったな〜!

 


クモの糸は原作の話がうまいこと現代アレンジされていて、なおかつ話も分かりやすくてスッと頭に入ってきましたね〜。今何が起きてそうなった?みたいなのがなかったと思う。脚本ナイス。題材的にもやりやすかったのかもしれんが。知らんけど。

 

 

第二話「メロスを待った男」

主演:ヴァサイェガ渉

https://www.paravi.jp/watch/93563

 


原作は太宰治走れメロス。日本人ならみんな知ってる題材。まあ私中身詳しく知らんけど。(知らんのかい)教科書でやった気はする。

何故かこの話だけ現代アレンジじゃなく、別の視点から見た構成になっていて、「これもしかしてヴァサの顔面生かしたかっただけちゃう?」ってなったよね。分かるよ顔強いもん(めちゃくちゃ褒めてる。)

後で気付いたけど彼だけ時代設定そのままなのごめんけどちょっと笑ってしまった。

 


ヴァサはタイトル通りメロスを待っていた、セリヌンティウスを演じているわけですが、とにかく顔が良い〜!!

正直、お芝居自体はこの時点ではまだまだかな〜と思ったかな。時代背景的にもちょっと自然にやるのは難しいのかな?喋り方がまだぎこちない気がしました。

 


役自体がとにかく地下牢の中でただひたすらメロスを信じて彼の帰りを待つ、だけなので動きがなくて演じるのはとても難しかったと思う。

途中でセリヌンティウスの心の葛藤があったけども、感情をあまり表に出さず、自分の中だけでひたすらメロスを信じる心と、自分が注目されるチャンスだ、と帰ってきて欲しくない気持ちと闘っている表情は良かった!

最後に、自分が注目されるって期待して外に出ようとした瞬間、メロスが帰ってきて、結局注目されるのはメロスだ、と膝から崩れ落ちる姿、絶望感がすごかった。あそこマジ良い。

 


去年の冬くらいにNHKスペシャルドラマ「旅屋、おかえり」の香川編に出演していたけど、その時はいいね〜!と思ったので、文豪少年からその時までの彼の成長具合が分かって、これはこれで良かった!頑張ってるな〜!!偉い!

 


先述した通りこの回だけが原作の別視点解釈をしていたので、現代アレンジとかはないんですけど、セリヌンティウス視点の話もおもろいなと。絶対難しい役だったのに演じ切ったヴァサは偉い。

 

 

今回はここまで!
次は3話と4話書くよ〜。